３年目に本気☆

新年度に入って約２ヶ月。

元号も変わって、ようやく落ち着きを取り戻した今日この頃だが、

嬉しいお問い合わせがあった。

というのも、子どもの通う小学校に完全に押しかけで始めた木育授業を

なんと今年は先生の方から、またやってくれませんか？と

お誘い頂いたのである。

さらには、昨年転出していった図工教諭の小学校でも、

「ちょっと遠いけど、良かったらこっちにも来てほしい」と言ってもらった。

やったー！

始まりは、スギダラ活動をこんなに色々やっているんだから、

地元や子どもの学校にも広めたいなと思ったこと。

そこで、事あるごとに、学校の先生方に国産材や森の話をしていた。

念願叶って２年前、展覧会の材料に宮崎県から譲ってもらった端材を提供することになる。

せっかくの機会だからと授業時間をもらうことにし、

贅沢にも、埼玉大学浅田先生に頼み込んで、来ていただくという機会になった。

日本の森のこと、木のこと、木材のこと・・・。

さすがプロ、本当にとっても面白い。

内田洋行高山くんにもデザイナーとして登場してもらう。

「デザイナー」なんて見ることの少ない小学生たちの様々な質問に、

ドキドキ答えるという場面となった。

なかなか好評だったと聞いたので、

昨年度も「またやりませんか？」と持ちかけ、２年目の授業を実現。

展覧会はなかったものの、小学校４年生の木工作の時間にお邪魔した。

また、宮崎県に端材をいただき、浅田先生にもお願いして無事に完了。

その後、作品ができたので見てくださいと言われて学校に行ったら、

なんとも素敵な作品たちができている。

「夢のわくわくハウス」というタイトルで思い思いの作品を作っていた。今回は細かめの材料も送って頂いたので、作りやすいテーマだったようだ。
と、ここまでは完全なる押しかけだったわけだが、ようやく３年目にして、学校側から声がかかるようになった。

何も事業にはなっていないけど、子どもたちが少しでも木のことを知り、

興味を持って木工作に取り組めるようになったらいいなというだけの活動である。

「木」って呼ばずに「スギ」とか「ヒノキ」とか「サクラ」って呼べるようになるだけでも、山のない地域の子どもたちにとっては、貴重な機会になる。

さて、３年目はどんな風にしようかなー？？

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