New Education Expo 2011 in 東京 レポート

６月２日（木）～４日（土）に東京ファッションタウンにて開催されました、教育関係者向けのセミナー・展示会「New Education Expo 2011」の報告をさせていただきます。

3日間で来場者は4500名、昨年比16％増の結果となりました。木材活用をはじめとする教育施設関係者向けのセミナーが行われた1日目の来場者が多かったことが要因です。木材活用への関心の高さがうかがえます。

それでは、以下レポートをご覧下さい。


●セミナー
「公共施設／教育施設における木材活用と活用方法、地域連携の今と未来」
6月2日（木）10：00－12：00、イベント開催初日、朝一番のセミナー。超満員で、急遽追加の椅子で対応、立ち見もあり、の大盛況でした。

トップバッターは林野庁 林政部 木材利用課利用推進班 課長補佐　中村隆史氏。昨年5月に成立した公共建築物木材利用促進法と施行後の事例を中心にお話いただきました。
この法律に関する情報は林野庁ホームページより詳細が出ていますので、是非参照ください。

２番手は宮崎県 日南市 産業経済部 林政課＋飫肥杉課（飫肥杉を活用した日南再生プロジェクトチーム） 主査 河野健一氏。スギダラでは宮崎県飫肥支部の広報宣伝部長として、obisugi designの牽引者として活躍されています。飫肥杉を使った商品開発、obisugi designの市としての取り組みを熱く熱く語っていただきました。

トリは東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門 木質構造学 准教授 腰原幹雄氏。ティンバライズ　都市の木造学校というテーマで、都市の中でどうやって木造の建築をつくっていくのか、木造の建物で風景と性能（耐震・防火など）を同等に保つための取り組みをお話いただきました。



●国産木材活用展示
エントランス



obisugi design 家具シリーズ

杉トンネルの前には造形作家・有馬晋平さんのスギコダマ。

杉トンネルの中にはobisugi designの2011年発売予定のギフトシリーズsugift。







屋台勢ぞろい


内田洋行の教育向け通販カタログUCHIDASにて販売している国産木材製品。

屋台はつづく。。。



図書メディアスペース用の国産木材製品（内田洋行の試作品）




セミナー、展示にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。内田洋行は、林野庁、県や市などの行政、大学、建築設計事務所、木青連、地域、企業といった領域を超えたネットワークの力で、国産木材活用の促進を進めていきたいと思います。
これからもみなさまの力をお借りしつつ、様々な分野で様々な場所で、国産木材を盛り上げていきましょう。やがて大きなうねりとなることを願って。豊かな未来のために。


内田洋行・ドウモト