スギダラ家の人々とは・・・
このスギダラ家では全国で行われる杉に関するイベントや活動を写真付きでお知らせしていきます。
このページの管理運営は日本全国スギダラケ倶楽部 本部事務局であるパワープレイス(株) リレーションデザインセンターが行っています。 ご意見、ご感想はスギダラホームページのBBSへお願いいたします。 www.sugidara.jp カテゴリ
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2010年7月21日付けの朝日新聞(21面・生活面)にスギダラの記事が掲載されました。
朝日新聞社様よりこれより1年間の掲載承諾をいただきましたので、ここにご紹介させていただきます。 ![]() 画像が小さいため、記事の内容が読みづらいと思いますので、以下、記事を書き起こさせていただきます。 以下、朝日新聞より引用 __________________________ 「花粉症の元凶」として厄介者扱いのスギ。そんなスギの魅力を見直そうと、建築家や学者、行政マンらがグループ「日本全国スギダラケ倶楽部」(通称・スギダラ)をつくり、活動を続けている。今や会員数は千人を超え、産地巡りや家具展示会などを通じて人の輪が広がっている。(上林格) 秋田、天竜、吉野など全国の産地の視察ツアー、スギを使った家具の展示会「スギコレ」。スギをキーワードにしたさまざまな活動に取り組むスギダラは、2004年6月に始まった。 きっかけは、新潟出身で、東京で活動するデザイナーの南雲勝志さん(53)が01年の家具デザイン展に出品したイス「杉太」。無垢の杉の角材に金具の脚をつけただけの作品だったが、家具専門商社に勤める若杉浩一さん(51)は「未来を示唆する作品」と衝撃を受けた。 傷つきやすい杉はかぐには不向きだが、香りの良さや安さに納得してもらえれば、商品として魅力を感じてもらえるのでは、と考えた。 車輪を付けた「動杉(うごきすぎ)」、カウンター感覚の「高杉太」。遊び感覚あふれる家具が、2人の手で次々と生まれた。03年には、富士ゼロックスのオフィス(東京・六本木)に全長9メートルの机「長杉」を提案。「木のぬくもりと香りでホッとする」と今でも好評だ。 二人はデザイナー仲間の千代田健一さん(46)と04年、宮崎県日向市の県産材のスギを使ったまちづくりプロジェクトに参加。商店街を活性化しようと、地元の小学生と考えたのが「移動式夢空間」と称する屋台だった。これで駅前広場に八百屋や駄菓子屋を開き、グッドデザイン章に選ばれた。自信をつけた3人は、スギダラを発足。全国の産地に出かけては、現地の林業関係者らと酒をくみ交わし、仲間を増やしていった。 戦後、建築現場の足場材として大量に使われたスギは、次第に鉄パイプなど工業製品に取って代わられ、輸入自由化で安価な外国産木材に押しやられた。山林の経済的価値は下落し、後継者不足、林業の衰退と悪循環に陥り、山林は荒廃していった。そして、スギ花粉の元凶と言われ――。 若杉さんは「安さと便利さを追求した結果がもたらしたこと。スギダラはスギを厄介者にせず、産地や加工者、流通、デザイン、販売など、スギを取り巻くシステムを結びつけることで、スギを積極的に使おうと呼びかける運動です」と話す。 各支部でやり方は自由。東京支部では、柔らかく香り高い素材の特質を生かした風呂用のいす「ユイス」づくりに取り組む。宮崎支部は「一家に一台、杉の家具」と毎年、スギを使った家具の展示会「スギコレ」を開いている。 昨年11月には、秋田、関西、天竜など6支部合同の初の全国大会を宮崎県日南市で開催。会員千人突破を記念して、山間部の活性化に取り組む高千穂町の元職員を「スギ仙人」に選んだ。 スギダラの月刊「杉」WEB版(http://www.m-sugi.com/)の編集長を務める、インテリア雑誌編集者の内田みえさん(45)は「いい意味でのスギダラのゆるさが、深刻すぎて敬遠されてきた問題に、林業者から加工業者、消費者までが取り組むきっかけになった」と話す。 「スギは全国津々浦々にあるからどこへでもいける」と南雲さん。今年は、秋田で第2回スギダラ全国大会を開くのが目標だ。問い合わせは、内田洋行・テクニカルデザインセンターのスギダラ本部(03・3555・4057)へ。 __________________________ 内田洋行・ドウモト
by sugidarake
| 2010-07-22 11:13
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