スギダラ家の人々とは・・・
このスギダラ家では全国で行われる杉に関するイベントや活動を写真付きでお知らせしていきます。
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御成門駅からほど近い、AD WOLRD東京ショールームにて現在絶賛開催中(5/22~29)の『スギコダマWORLD 有馬晋平作品展』へ行ってきました。会場の様子をレポートします。
![]() 会場に入って、まず目に飛び込んでくるのがこの超巨大スギコダマ。目測ですが、全長なんと1600ほどもあります。大人ひとりが寝転がれます。 ![]() 実際に寝そべってみると、驚くほど寝心地がいい。肌ざわりと香りは折り紙つきですし、なめらかな曲面は柔らかささえ感じさせてくれます。このまま寝られる。有馬さん自身、製作中これに抱かれて寝入ってしまったそうです。 正しい鑑賞のしかたは、写真のように正面から!受付の視線など気にせず、大いに撫でまわしてあげましょう。 奥に進むと、銘木たちに囲まれたスギコダマWORLDが。大小様々なスギコダマたちと戯れることができます。 ![]() ![]() ![]() どんな自然素材でも、自然から切り出されればどうしても人工的な空気をまとってしまいます。ところが、スギコダマたちはあくまで自然そのもの。こういう生き物であるかのように、まるでこの世に産み落とされた瞬間からそのカタチであったかのように、機械や人間のニオイをまったく感じさせません。今にも動き出しそう。 今回、自然素材のインテリアでいっぱいの展示会場にあっても、突出した「自然」を放っていました。無機質な空間との対比でばかり見ていましたが、自然素材の中においても同じ系統の対比が生まれることに、有馬作品の奥深さを感じます。 ![]() ![]() 絶賛戯れ中 ひとしきり戯れたあと、スギコダマ製作体験ワークショップに参加しました。すでにある程度アウトラインを作ってくださってある材料から、さらに詳細なカタチに削り出して行きます。 ![]() スツール二脚所有というスギコダマニアなご夫婦 ![]() 左下三点、ご夫婦の過去作品 「切り出しでカタチを整えていく」というのが、実に悩み多きことであるのに気付かされます。エッジをつくるか?完全に滑らかにするか?木目をとるか?形状をとるか?…葛藤を乗り越え刃を入れると、木目に阻まれて思うように削れなかったり、そこはダメ!ってところまですこーんと落ちてしまったり。機嫌を損ねないように、刃の入れ方を変えてみたり。それでも言う事を聞いてくれなかったり、そういう意味じゃないんだけど、という伝わり方をしたり。親の苦悩をよそに、子はカタチを変えていきます(子を持ったことはないですが)。そうかースギコダマは有馬さんの子供たちなんですね。 ![]() これは… ![]() デッカクナッチャッタ!! 子が親に似るように、スギコダマは作り手に似るようです。我が子、もとい耳は、「二面性があるね」との評価を頂きました… あんまりおもしろくって、3時間もぶっ通しで削り続けてしまいました。こりゃ幾つも作りたくなるのも、大きいのを作りたくなる気持ちもわかりますって。 ![]() 会期は明日29日まで! 行ってみて触れて、是非この深遠なるスギコダマワールドに染まってみてください。 内田洋行 ヤマザキ
by sugidarake
| 2010-05-28 13:20
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